江戸の黒豹党

孤独なお爺ちゃんの寂しい日常を覚え書き程度に綴る

オヤジーデをさがして(※出ません)

20年前を思い出しながら、おジャ魔女に対する自分語りをツラツラ書いていたら

思いのほか長い&キモくなったので爺の思い出話は今回割愛しときますが、

ようやく公開された劇場版『魔女見習いをさがして』を観てきましたよ。

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これほど「おジャ魔女世代の幼女」になりたかったことはない。

 

おジャ魔女シリーズチビッコ向け魔女っ子アニメの皮をかぶった人間ドラマとして

大人でも楽しめる秀逸なプロットに夢中になり放映当時は毎週キチンと観てました。

それに、おジャ魔女のDVDソフトも全て発売日に買い揃えるという個人的な快挙。

当時はあまりアニメを観ず、そこまでガチでハマったアニメ作品は初めてでした。

 

さて、『魔女見習いをさがして』は「コレ絶対泣かされる奴や!」と思い、

発表直後から事前情報をほとんどシャットアウトし、公開を楽しみに待ってました。

テレビシリーズも放映直後にDVDで何度も観たので、妹尾さん家の事情とか

好きなエピソードは大体記憶に残っているし、かれこれ10年以上は観てないです。

そんな心持ちでこの映画を観たのと、年のせいで涙もろくなったこともあり、

オープニング時点で涙がドッと出た。久々に再会した懐かしさもあったんでしょうね。

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20歳過ぎになってない、みんなの心の中のどれみちゃんが帰ってきた!

劇場公開中なので内容についてはあまり触れませんが、個人的な感想としては

観ている途中から「我々おジャ魔女ファンはこれが観たかったんだ!」と思ったほど

予想を遥かに超える満足度120%。完全に大人向けなアニメ作品として楽しめ、

タイトルにあえて「おジャ魔女どれみ」とは記載してないことに納得。

おジャ魔女ファンだったら誰もが存分に楽しめ、共感できる映画だと思うけど、

そうじゃないと楽しめるかわかんないので、ちょっと観る人を選ぶかも。

とはいえ、引き込まれるストーリー展開と、少々重たい題材であっても、

コミカルで明るい描写や演出によってバランスよく中和され、

観た後に心地よい感動を与えるのは往年のテレビシリーズさながら。

さらに、BGMのほとんどが、おジャ魔女シリーズで聞いたことある

サントラ楽曲のアレンジで、音楽の使い方も往年のおジャ魔女シリーズそのもの!

 

おジャ魔女どれみ」ではないのに「おジャ魔女どれみ」を観た満足感が得られる

『魔女見習いをさがして』は、そんな素敵な映画でした。多分また観に行きます。

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実は成長していたおジャ魔女さんたち

(挫折して全巻読んでないけど)ラノベシリーズのアニメ化まだですか?