江戸の黒豹党

孤独なお爺ちゃんの寂しい日常を覚え書き程度に綴る

楽器漫才の巨星逝く、横山アキラ師匠

今年はコロナの合併症で著名な方も亡くなられ、拙者の好きなご年配の芸能人の誰かが今年で亡くなられやしないかビクビクしていたものの、そんなに訃報がなくて油断していたら小松政夫さんの訃報があって拙者大ショック。ついさっき電線音頭を聞きながら小松政夫さんのブログ記事をアップして、ネットのニュース一覧でエンタメをソートしたら横山ホットブラザーズのリーダー、横山アキラさん死去 88歳」の訃報。切ない週末を迎える。

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在りし日の横山ホットブラザーズ

拙者は楽器漫才が好きで、故トニー谷師匠や故牧伸二師匠なんかが今でも大好きだったりするが、つい先日も台東区中央図書館で新作DVD「台東芸能文庫其の十九 ギター漫談 ペペ桜井」が目に入り、ペペ桜井さんのことは存じないもののギター漫談家ということで気になって借りて観た。DVD映像中のネタ話でペペ桜井さんは「ギター漫談家は私と堺すすむさんの二人しかおらず、つい最近もギター侍なんていましたが数年前に消えた」とおっしゃっていて、そんなに少なかったっけ!? と思い、拙者の知ってる限りでは、まず月亭可朝師匠は2018年に他界、地獄のスナフキン金谷ヒデユキさんは声優に転向寒空はだかさんはエアギター漫談金剛地武志さんはエアギター芸人ダイノジ大地洋輔さんもエアギター芸人南州太郎師匠は懐メロギター漫談なのでギリギリセーフ、吉本新喜劇松浦真也さんはギター芸人ではあるもののギター漫談ではない。ネットで調べたら吉本所属のラニーノーズという若手コンビがギター漫才らしいけど、たしかにギター漫談メインの芸人さんは少ない感じ。楽器漫談にはウクレレ漫談とかピアニカ漫談とかもあるけど。

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御免なさい、ペペ桜井さんは存じませんでした

話は横山ホットブラザーズに戻って、10年ぐらい前までは関東圏のお笑い演芸テレビ番組でも横山ホットブラザーズの姿を見かけたものだが、地元の大阪で主に活動されていることもあり、ここ10年は関東ローカルでは目っきり見かけなくなった。やっぱりお兄さんの横山アキラ師匠の「お~ま~え~は、あ~ほ~か~」ネタが大好きで、HDDレコーダーの録画ワードに横山ホットブラザーズ」と登録したり、おそらく唯一のDVDソフト「平成版 昭和のお笑い名人芸⑨横山ホットブラザーズを買って何度も観たりもした。アキラ師匠、普段はギターだけど、鉄板ネタ「お~ま~え~は、あ~ほ~か~」の際にはミュージックソーという音楽用の大のこぎりを歪ませたり叩いたりして音を出すという希少な漫才スタイルで、弟子とか横山家の跡継ぎは居ないものかと心配していたが、とうとうお終いのようだ。願わくば一度、生で横山ホットブラザーズの公演を観てみたかった。拙者は「♪とかくこの世は朗らかに、笑う門には福来たる、歌う門にも又福来たる、歌って笑ってホットブラザーズ」のフレーズを聞いただけで元気を貰えたものでござった。

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横山ホットブラザーズDVD

我々の世代はやはりテレビのお笑い番組などで満足しちゃって、浅草の演芸場で二~三千円払ってまで生の公演で観たい芸人さんって拙者はなかなか巡り合えてないけど、テレビで観てグッときた芸人さんは生でも観てみたい。落語なんかはテレビでよくやっているほうで、そもそも「浅草お茶の間寄席」というテレビ番組では浅草演芸ホールで公演された落語の興行を毎週放映しているぐらい。しかも何故か千葉テレビの制作で。

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ちばテレの「浅草お茶の間寄席」

どうやら拙者、お笑いは上方方面のが好みらしく、特に横山ホットブラザーズ吉本新喜劇が好きで東京公演があったら観に行きたい。実際、新喜劇は毎年東京公演があるものの、これまでも仕事の都合などでなかなか観に行けてなかった。横山ホットブラザーズはともかく、吉本新喜劇ではやはり松浦真也さんのギター演奏芸が特に好きで、単独公演があれば是非観たい。ギター漫談ではないもののギターの演奏テクニックと演奏ジャンルの幅広さはこれまでにない凄腕。ここ最近のお気に入り芸人さんの一人だ。

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松浦真也&すち子

横山アキラさん亡きあと横山ホットブラザーズの活動はどうなるのかも心配だけど、これを機に横山ホットブラザーズの活動を記録したDVDなどももっとリリースして欲しい。横山ホットブラザーズの偉業は大阪市無形文化財に指定されているものの、上方のお笑い文化を後世に伝えるためにも何かしら形に遺していって欲しいと思う浅草民であった。ちなみに芸能文化に力を入れている我が台東区では、先のペペ桜井さんのDVDのように「台東芸能文庫」シリーズとして区が制作したオリジナルDVDソフトを区内の図書館などで貸し出している。図書館利用の区民は観られるとして、それ以外の人はどうすれば観られるのだろう? 逆に、上方方面でそういった地域住民限定のコンテンツがあったらどうしよう。実は横山ホットブラザーズも地元限定コンテンツがあるのかもしれない。それを考えてると一晩中寝られないの(三球・照代の地下鉄漫才かよ)。おわり

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大阪市無形文化財

 

小松の親分さん、ありがとう

「センキュー、センキュー、本日はにぎにぎしくご来場、誠にありがとう御座居ます。大変、長らくお待たせをいたしました。あたくし、四畳半のザット・エンターテインメント、小松与太八左衛門でございましゅ~、センキュー、センキュー」…これは、1970年代に一大人気となったデンセンマン由来のコミックソングデンセンマンの電線音頭(LPバージョン)」の冒頭で小松政夫さんが扮する司会の小松与太八左衛門による名文句だ。

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デンセンマンありがとう デラックスエディション」として近年CD化されている

デンセンマン自体は1976年放送のバラエティ番組『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』内のコーナーから生まれた人気キャラクターで、漫画家の石ノ森章太郎先生によるキャラクターデザインと変身ヒーロー風のスーツアクターによる滑稽な歌と踊り伊東四朗さんと小松政夫さんら「電線軍団」によるハイテンションな盛り上げ演出などによって当時は日本中のチビッコに絶大な人気を博した。コミックソング「電線音頭」は元々、わらべ歌「あんたがたどこさ」を元に落語家の桂三枝(現・桂文枝)師匠が考案した替え歌ネタで『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』の前番組『ドカンと一発60分!』内で歌われ、桂三枝の電線音頭」としてレコード化もしたが、歌詞が下ネタ寄りで少々大人向けなこともあってかイマイチ人気が振るわなかったようで、今となってはヒット曲「デンセンマンの電線音頭」の元ネタとして当時を知る50代以上の世代とコミックソングマニアには有名なのではないか。

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桂三枝の電線音頭

『ドカンと一発60分!』の頃から伊東四朗さんと小松政夫さんも番組に出演し、シングルレコード桂三枝の電線音頭」のジャケット写真にもお二人の姿が出ており、楽曲内でも「本日はにぎにぎしくご来場、誠にありがとう御座居ます。わちき、四畳半のザット・エンターテインメント、総合司会の小松政夫でございましゅ~」と、LPバージョンのデンセンマンの電線音頭」のように冒頭で小松さんによる司会セリフが入るのだが、この時点ではデンセンマンも電線軍団もまだ無いので「総合司会の小松政夫として出ている。

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ベンジャミン伊藤と小松与太八左衛門

1976年に発売されたシングルレコード版の「デンセンマンの電線音頭」では、小松さんによる司会セリフはなく、冒頭セリフと歌詞の1番を伊東四朗さん扮するキャラクター「ベンジャミン伊東」が歌い、2番を小松政夫さん扮する小松与太八左衛門が歌って、3番ではデンセンマン(声・俳優/声優の堀勝之祐さん)が登場して歌い、4番からスクールメイツのチビッコたちがメインで歌い、5番の歌詞で「一番好きなのはデンセンマン!」と歌って閉めるという歌詞共々チビッコ向けな構成となっている。デンセンマン人気で1977年にはデンセンマンありがとう」というLPレコードアルバムも発売され、LPバージョンの「デンセンマンの電線音頭」「電線音頭 ~全国縦断編~」「デンセンロックなどデンセンマンや番組に関連した楽曲が収録。小松さんはこのLPレコード内でも進行役の司会や楽しいお喋りのほか、何曲か歌を歌ったりもしている。また、『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』番組内のコント劇コーナー「悪ガキ一家と鬼かあちゃんで小松さんは政太郎という生真面目少年役を演じ、伊東さん演じる母ちゃんに怒られたり、キャンディーズの3人が演じるラン助、スー吉、ミキ子らにいじめられたりもするが政太郎は会話がシラケると突然「♪し~らけど~り~、と~んでゆ~く~、南のそ~ら~へ~、ミジメ、ミジメ~」と歌いだし、その歌が番組内で人気が出て「しらけ鳥音頭」としてシングルレコード化されたり、のちに怪鳥しらけ鳥という着ぐるみキャラクターが大々的に登場するまでに発展した。この「♪し~らけど~り~、と~んでゆ~く~、南のそ~ら~へ~、ミジメ、ミジメ~」という冒頭フレーズは、80年代ゲームセンターで一世を風靡したビル登りビデオゲームクレイジー・クライマーのゲーム画面中でプレイヤーを邪魔するコンドルが登場する際にゲーム音のジングルとして流れ、当時「しらけ鳥音頭」はそれほど知名度があったことが伺える。

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小松政夫版しらけ鳥音頭

当時(1970年代後半)チビッコだった現50代以上の世代にとって小松政夫さんと云えば『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』に出てきた政太郎(悪ガキ一家と鬼かあちゃん)や小松与太八左衛門(電線軍団)のイメージが強いのである。キャンディーズが出ていたことも人気の要因の一つであるが『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』はDVD-BOXされている。

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みごろ!たべごろ!笑いごろ! DVD-BOX

2003年には、『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』を元にしたみごろ!たべごろ!ナントカカントカという謎のバラエティ番組日曜日の早朝4時半~という異常な時間帯に放映されていた。拙者は当時、若者だった故に土曜の夜は御前様でそのまま日曜の朝に寝るダメな生活を送っていたので偶然にも初めて観たナントカカントカのインパクトは強烈で、初期のころは番組の冒頭と最後に、呉服姿のご老人に扮した小松政夫さんが屋外ロケで小ネタコントをしていた番組自体の進行は金剛地武志さんが行い、基本的に「ウゴウゴルーガ」のようなシュールなギャグを交えたチビッコ向けの知育番組のようだったが、『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』から「悪ガキ一家と鬼かあちゃんデンセンマンの電線音頭」のコーナーを当時の映像のまま挿入したり、チビッコが麿赤児さんに質問するコーナーがあったり、スナックを舞台に小松さんや金剛地さん、安部譲二さんなどが登場するコント劇「スナック野バラ」のコーナーがあったりして、変な物好きな拙者にとっては日曜の早朝からご褒美であった。つい先日、昔のVHSビデオテープをダビング整理したらみごろ!たべごろ!ナントカカントカ』3回分ほど発掘したので懐かしんで観ていたところだった。

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みごろ!たべごろ!ナントカカントカ

今日、出掛けにスマホの通知画面を見たらニュース速報で「俳優の小松政夫さん死去 78歳」とあって、ショックだった。ショックだったけど、真っ先に頭の中をよぎったのはデンセンマンで司会をする小松さんの姿だった。もちろん小松さんの偉業はこれだけじゃないけど、拙者の心の中にも小松与太八左衛門政太郎小松の親分さんなど小松さんのギャグはずっと生き続けるのであった小松政夫さん、ありがとう。ご冥福をお祈りいたします。

 

ありがとさん、ありがとさん、

貴方のおかげで人生が、酷く楽しくなりました。

(有賀十三「デンセンマンありがとう」より)

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淀川長治さんのモノマネでも有名

 

 

 

【おまけ】

佐竹商店街の公式チャンネルに「あなたの町で電線音頭」ロケの貴重な映像がアップされていたでござる。


昭和52年(1977)佐竹商店街で電線音頭

デンセンマン何処や?と思ったら商店街アーチの上で踊るデンセンマンがアツイ! 

ていうか、佐竹商店街の公式チャンネルなんてあったんや…。(ご近所感)

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日本で2番目に古い商店街にデンセンマン降臨

 

クリス・ロックの動物コメディ映画『魔女がいっぱい』

劇場映画『魔女がいっぱい』雑感

今年はコロナ過の影響で合衆国内の映画館は閉鎖気味。日本の映画館は非常事態宣言明けの6月に復帰したものの、特にハリウッド製の新作洋画タイトルが慢性的に不足していて、今日TOHO日本橋で観てきた『魔女がいっぱい』もなんだか久々に劇場で洋画の新作タイトルを観た気分。拙者が最近劇場で観たのは、日本のアニメ『魔女見習いをさがして』2回で、その前が『トロールズ ミュージック★パワー』『アダムスファミリー』と、一応洋画だけどやっぱりアニメで、さらにその前は9月に観た『テネット』なので、コロナ過の今年は劇場で映画を観る頻度自体も減り、洋画であってもアニメ作品だったりして厳密に言えば実写の洋画新作は『テネット』以来なので久々に感じたのも無理はない。

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魔女がいっぱい

さて、『魔女がいっぱい』の原題は『Roald Dahl's The Witches<ロアルド・ダール’ズ ザ・ウィッチズ>』で、日本版のキャッチコピー「チャーリーとチョコレート工場』原作者が贈る」とあるように、映画の原作となった児童書『チョコレート工場の秘密』(1964年)と同様に作家ロアルド・ダールによる児童書「魔女がいっぱい」(1983年)が原作。1990年にも『ジム・ヘンソンのウィッチズ(字幕版)』『大魔女をやっつけろ!(吹替版)』として一度目の実写映画化がされていたようだ。個人的に90年代はストリート・ギャングスタ系のブラックスプロイテーション映画にハマっていたので1990年映画版『ウィッチズ』は全然存じなかったでござるから、是も日本版ビデオソフトなりを探してそのうち観るでござる(ちなみに拙者は2005年版『チャーリーとチョコレート工場』よりも1971年版『夢のチョコレート工場』のほうが好きでござる)。

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大魔女をやっつけろ!

特に女の子向けの児童書や絵本には魔女がよく出てくるが、今作の魔女はホウキに乗って空を飛ぶ系の生易しい魔女ではなく、正体の容姿が恐ろしい怪物な魔女というチョイファンタジーホラー。個人的に嬉しかったのは、主人公の少年とお祖母ちゃんが黒人で、基本的な生活様式が60年代黒人家庭像だったので序盤の挿入歌にオーティス・レディングの「(Sittin' On) The Dock of the Bay」 やフォートップスの「Reach Out I'll Be There」が流れたり、それにテレビでアイズレー・ブラザーズの「It's Your Thing」の映像が流れたりして、ブラックミュージック好きにはちょっとしたご褒美。何より、冒頭から語り掛ける謎の人物のナレーション声明らかにクリス・ロック(SNL系コメディアンにして有名な黒人俳優)だったので、ブラックムービー好きにとってはお馴染みなオチャラケ声を聞いた途端「この映画、絶対コメディだよね」と、観て早々に面白映画だと期待できた。この時点でブラックムービー好きな方にオススメ。原作の児童書でも黒人なのかは知らんけど。

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お祖母ちゃんと孫の心温まるお話

個人的に大魔女役のアン・ハサウエイにはあまり興味がなく、むしろお祖母ちゃん役の黒人女優オクタビア・スペンサーのほうが馴染みあるので、ストーリー中でおばあちゃんが病気がちなのでいつ死ぬのかずっと心配してしまったほど。今作は児童文学が原作で、今回の実写映画化もメインターゲットはチビッコだと思うので、魔法などのファンタジー要素のCG演出がちょっと安っぽかったりするのはご愛敬で笑って許せるレベル。むしろ、主人公のチビッコらがチュウチュウ🐁になって行動する展開が主だっており、近年のピーターラビットパディントンなどのように動物CGキャラの質感や演出は良かったので、人間語を喋るかわいい動物キャラの映画が好きな方にもおススメできる。チュウチュウ🐁たちのアクションシーンは劇場の大スクリーンで観たほうが迫力あるカメラワーク演出でなかなかスリルがあり楽しめた(一生懸命な🐁を応援する純粋なチビッコの心境で)。事前情報なしでアン・ハサウェイ主演のオサレ映画かと思ったら、実際はクリス・ロックのストーリーテーラーによる動物コメディ映画だったでござる。

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例によって太っちょキャラがいい味出してます。

2005年公開のティム・バートン監督版『チャーリーとチョコレート工場は、児童書原作ながらも当時テレビ放映やレンタル市場も含めて若い世代の一般層に人気があり、日本での興行収益は 53.5億円と、まずまずの成績だったらしい。今回の『魔女といっぱい』は、個人的に黒人映画動物映画児童書原作という好きなジャンルポイントがあったので素直に面白く楽しめ、派手さは無いものの満足のいく無難な作品であったものの、2005年版『チャーリーとチョコレート工場』のような派手なデキを期待して観ると、ちょっと物足りなかったり、期待外れに思われるかもしれない。そもそもチビッコ向けなのでチビッコが見るべきだと思うし、大人だったらある程度の知識のある映画マニアのほうが楽しめるかも。と、ちょっと観る人を選ぶ作品だと思われ。とはいえ、ストーリー自体は難しいことなく、何も考えず気楽に楽しめるので、ソフト化や配信されたら家の大画面テレビで家族団らんで観る家庭用ファミリー向け大正解かもね。そもそも本国ではコロナ過の影響で劇場公開されず配信オンリーのビデオスルー映画になってしまったらしい。おわり

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HBO Maxオリジナル配信映画

黒人映画度      :☆☆☆☆★
60年代ソウル度 :☆☆☆☆★
動物映画度   :☆☆☆☆★
チビッコ向け度 :☆☆☆☆☆
ホラー度    :☆☆☆★★
ファンタジー度 :☆☆★★★
クリス・ロック度:☆☆☆☆★

日本版『逃亡者』の裏で時代劇版“逃亡者”な『上意討ち』が熱かった。【時代劇日記②】

BS-TBS時代劇SP『池波正太郎原作 上意討ち』雑感】

今夜は渡辺謙さん主演の日本版『逃亡者』(前半)の放映を楽しみにしていたけど、テレビ時代劇新作となるBS-TBSで開局20周年記念ドラマ『池波正太郎原作 上意討ち』が19時から放映されるとCMで知って、個人的に時代劇ブーム到来中なので是は何たるご褒美か。

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BS-TBS開局20周年ドラマ『池波正太郎原作 上意討ち』

「上意討ち」と云えば、まず三船敏郎さん主演の映画『上意討ち 拝領妻始末』(1967年)を連想するが、そちらは時代小説家・滝口康彦先生の短編小説「拝領妻始末」(1965年)が原作だそうで、今回のドラマの原作となる池波正太郎先生の時代小説「上意討ち」(1981年)は今作が初の映像化のようだ。また、『上意討ち 拝領妻始末』のほうは原作の「拝領妻始末」よりも、黒沢映画『羅生門』などに携わった脚本家・橋本忍さんが脚色した映画版のシナリオが秀逸だったみたいで、映画シナリオ版を基に1992年と2013年にテレビ時代劇特番でリメイクされたり舞台化されたり、橋本忍さんが自ら改訂した2013年リメイク版のシナリオが小説化されるなど往年の時代劇ファンにとって定番作のようだけど、拙者はまだ時代劇初心者なのでどれも観ておらず、とりあえず次は映画版『上意討ち 拝領妻始末』を観たくなったでござる。

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1967年映画版『上意討ち 拝領妻始末』

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2013年TVドラマ版『上意討ち 拝領妻始末』

さて、本題となる今回のBS-TBSドラマ版『池波正太郎原作 上意討ち』を観た感想としては、コンプライアンス的に面白みが欠け気味な今どきのテレビ時代劇にしてはとても良かったと思います。いや、むしろ4K放送だったこともあり、現代の映像技術でもっとテレビ時代劇の新作を作ればいいのにと思ったほど。W主演の藩士役である永山絢斗さんと尾上松也さんの演技もなかなか良く、バカ殿役の宇梶剛士さんや庄屋さん役の中村梅雀さんらも相変わらずいい味出されてました。製作は松竹ということもあり、殺陣シーンはもちろんのことカメラワークの魅せ方音楽などの演出も良く、池波正太郎先生の作品特有「人情味」俳優さん方の良質な演技によっていい感じに表現されていると思います。

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BS-TBSドラマ版『【池波正太郎原作】上意討ち』

事前告知番組『時代劇「上意討ち」を10倍楽しく観る方法!』より、【上意討ち】とは「主君の命令を受けて罪人を討つこと」らしく、そこで【今作のあらすじ】越前国・鰺岡藩堀家の藩主である堀兵庫頭忠行(バカ殿)は、領内娯楽の一つとしている剣術試合を開き、御前試合の決勝戦で相まみえるほど、一、二の腕前を争う実力を持つふたりの剣豪藩士森十兵衛田中源四郎。ふたりはライバル関係にあり、剣を通じてお互いを認め合い、何度か立ち会ううちに友情が芽生えていた。あるとき、バカ殿が横暴にも源四郎の許嫁・千里を側室に差し出せと命ずるバカ殿のNTR下知に従うしかない千里の父は泣く泣く婚約を解消させ、のちに千里は自害恨みを持った源四郎は、鷹狩り中で一人になったバカ殿を狙って殴打暴行し、脱藩逃亡する。倅の負い目を追って源四郎の父も自害不運続きな源四郎に同情する十兵衛に対して、よりにもよってバカ殿が叛逆行為を食わされた脱藩者である源四郎を探し出して「上意討ち」せよと命ずる。複雑な心境を抱えた十兵衛は源四郎の追手として旅をすることになり、二年の歳月の中、二度ほど源四郎と出くわすものの、己の葛藤のせいか取り逃がす。モタモタしている十兵衛に業を煮やしたバカ殿は、藩から更なる追手を放つ。十兵衛は源四郎との三度目の遭遇で剣を交えるものの、長年の追跡旅で疲れ果てており、決斗のさなか自暴自棄になった十兵衛は橋の欄干から飛び降りて川の流れに身を任せ姿を消してしまう。しばらくして近江国行き倒れていた十兵衛は、偶然通りかかった庄屋の橋本彦八に助けられ、その娘のお妙に献身的な介抱を受ける。彦八に素性を明かした十兵衛は、彦八の提案によりお妙と所帯を持ち、子を設け、庄屋の跡継ぎとして第二の人生を歩むのであった。しかし、そんな十兵衛のことなど知らぬ源四郎は逃走を続けており、ある日ふたりは再び遭遇してしまい、十兵衛と源四郎の運命やいかに? と、番組公式HPのあらすじを時代劇初心者の拙者なりに要約したでござる。

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藩士の嫁を寝取り下知したバカ殿

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友情出演でチョイ役の玉ちゃん

ほかにも女優の高島礼子さんやジャニーズJr.の室龍太さんが出演されてたり、全日本スナック連盟会長の玉袋筋太郎さんがチョイ役で出てたり、ファンの方にとって話題性のある配役ポイントも押さえていて開局20年記念番組としては良いのでは。個人的に、実写ドラマ課長バカ一代を観て以来、主演の課長補佐代理・八神和彦役を務めた若手歌舞伎俳優尾上松也さんのことが気に入り、最近テレビでよく見かけるので注目しています。今作の田中源四郎役も鬼気迫る演技でなかなか良かったので尾上松也さん、またテレビ時代劇に出演して欲しいものですね。BS-TBSさん、時代劇不況の此のご時世に新作テレビ時代劇をありがとう!そして開局20周年おめでとう!おわり

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課長補佐代理・八神和彦

 【追記】

日本版『逃亡者』[完結編]も観たでござるが、偶然だろうけど『上意討ち』と被ってる点があってフイタ

 

夢グループとは?【日常の疑問①】

拙者、コロナ過になるまで暫くテレビ離れをしていたので近年のテレビ事情には疎く、ここ最近になってテレビで昔の時代劇を観ていると、主に年配の主婦層に向けてであろう、お昼どきなどによく見る通販CM「夢グループ」が気になってしょうがない。

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通販CMでおなじみな夢グループの社長さん

今年の夏はコロナ過で外出を自粛気味にし、家にいる時間も長かったのでテレビで夢グループの卓上クーラー商品「パーソナルクーラーここひえ」の通販CMをよく見かけた。アレこの商品って大手テレビ通販CMでも売ってたし類似品? そもそも似たような卓上クーラーを去年、秋葉原のあきばお~で買って拙者も持ってるぞ。とは思ったものの、夢グループ通販CMの構成が昔ながらの通販CMスタイルでなかなか愉快。基本的に社長さんお一人で出てらっしゃるが、ここひえCMの際など女性アシスタントの方がいて隣で「お値段は?」とか「安ぅーい」とか言う掛け合いが入り、「やす~い、ほっしぃ~」という台本通りで絶妙なイントネーションのしゃべり方が拙者のツボに入って微笑ましく思い、むしろこの女性が誰なのかググって調べてみたでござる。

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今年の夏ごろ頻繁に観たパーソナルクーラーここひえの通販CM

女性自体は保科有里さんとおっしゃる歌手の方だそうで、そのことよりも夢グループという企業業務内容に驚いた。同社HPなどで「通販とコンサートの夢グループ」と謳っており、主に通販業務のほか歌謡コンサートのプロモート業務も行っている。さらに、夢レコードというレコードレーベルや歌謡雑誌の出版業務も運営しており、保科有里さんを含む所属アーテイスト/タレントのマネージメント業務も行っているそうな。

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社長と女性の掛け合いが絶妙

所属アーティストは、どうせ拙者の知らない人ばかりだろうと思っていたら、こともあろうに大御所の小林旭さんや黒沢年雄さん、それに夫婦デュオのチェリッシュや往年の演歌歌手である三善英史さんなども所属されていて驚いた。拙者の好きなアキラ兄ィ(小林旭さん)なんて元々は日活ニューフェイスの俳優さんから歌手デビューしたので日本コロムビア日本クラウンなどの大手レーベルからレコードを出し、今はご自分の事務所とかに所属されてるのだろうと思っていたら、あちこちレコードレーベル各社を渡り歩き(ギターを持った渡り鳥だけに)、長年の間に主宰企業の事業失敗があったり近年も自社レーベルマイトガイレーベル」を立ち上げたものの色々すったもんだがあったようで、現在も株式会社小林旭事務所はあるものの2014年から夢グループに所属されているそうな。テレビで見たことないけど夢グループの主力商品らしいハンディマイク型カラオケマシン「カラオケ1番」の通販CMにアキラ兄ィが起用されてるみたい。いいぞ、もっとやれ!アキラファンとしてちょっと嬉しかったりします。

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夢グループに所属していた我らがアキラ兄ィ

夢グループの情報を追っていたら、小林旭さんを見つけてしまった、どーしよう。みたいな心境である。ちなみに現状で拙者にとって小林旭さんと云えば、現在BSフジで再放送している時代劇旅がらす事件帖』の直さん(神保直次郎)だったりします。

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意図せず意外なものを見つけてしまった表現のテンプレ

それはともかく、夢グループは自社提供で保科有里さんの番組夢のスター歌謡祭」といった歌謡番組を持ったり、自社内外の昭和の歌謡スターを集めたコンサートをプロモートするなど、時代の流れとともにファン層も減り収益が難しくなりそうな興行も、家電などのテレビ通販というある程度は安定していそうな収益源を持つことで資金源に困ることなく往年の歌謡ファンや演劇ファンにとって安心できる、夢のある運営体制だと思います。

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夢グループ主催の夢コンサート

この記事を書くためにネットで情報を調べたら、すでに今年の10月にバラエティ情報番組マツコ&有吉 かりそめ天国で話題になっていたそうで、拙者は観逃していたものの、むしろ観たかったでござる。あと、夢グループは茨城県に直営の「夢健康ランドも運営(※コロナ過で長期休業中みたい)しているそうで、主に往年の昭和歌謡スターやファンの受け皿となるべく、これからもいろんな事業に頑張っていただきたいものですね。おわり

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でも狙いすぎちゃダメよ

【おまけ】

あと、個人的メモでもあるんですけど、小林旭さん公式YouTubeマイトガイチャンネル」が今年の6月から開設されていたそうで、拙者も早速チャンネル登録したでござる。

小林旭公式YouTubeマイトガイチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCCNsRFeucrSg0q1oSnM2INA

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アキラ公式YouTubeマイトガイチャンネル

 今日は浅草の街に出ず、拙宅で時代劇の録画分を消化しているのでマイトガイチャンネルはあとでまとめて観るでござるよ。

サンリオ爺①【ギフトゲート上野店】

【イントロダクション】

拙者、子供のころから可愛い物とかファンシーキャラには目がないのでござる。

その昔、仕事場でクレーム応対的なことをしていて、いつも苛々、顔もしかめっ面になり、元々厳つい顔してるので人も私に近寄り難くなり、ストレスも溜まる一方。ストレスが溜まると気が病んだり胃に穴が開いたりして病気の素となり、ストレスが溜まり過ぎると死に至ることも。そこで思いついたのが、仕事場のデスクにかわいいファンシーキャラのマスコットを置いてみた。苛々しても、かわいい物を見れば優しい気持ちになって癒されニコニコ笑顔に。そうやって、かわいい物に救われた。いわゆるかわいい物セラピー。なので、オッサンになってからサンリオにハマり、一人で初めてピューロランドにも行った。ハマリすぎて年パスで通った年もある。サンリオ男子がいるのならサンリオ爺だっていいじゃない。チビッコや女性ファンの夢を壊さないようマナーは守ってますから。

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有名なサンリオ爺キティちゃんコレクター郡司さん

【サンリオ ギフトゲート上野店

2012年の5月、観光地としての東京スカイツリーとともに開業した商業施設東京ソラマチ内に観光客向けのサンリオ直営店ハローキティジャパン 東京スカイツリータウンソラマチがオープン。スカイツリーを基調に和風デザインの限定商品もありインバウンドにも人気を博した。その当時の上野地区には、松坂屋上野店の南館テナントに「サンリオ ギフトゲート松坂屋上野店」があり、松坂屋デパートのおもちゃ売り場と同じフロアという性質もあって主に乳幼児向け商品に特化された店舗であったが、南館PARCO_ya 上野としてリニューアルされることになり改装工事のため2014年に閉店。それまで松坂屋上野店では、大丸・松坂屋の公式キャラクター「さくらパンダ」とハローキティマイメロディなどとをコラボさせ一階の催事スペースでコラボグッズを販売する期間限定イベントが開かれたりもしたが、2017年の11月にオープンしたPARCO_ya 上野のテナントにはサンリオ直営店はなかった。当時の都内観光地爆買い中国人などのインバウンドが増加、2020年に開催予定の東京オリンピック需要を見込んで2019年の2月「HKJ 東京スカイツリータウンソラマチ店」の店舗内装や限定グッズなどのデザインを刷新し、全面リニューアル。さらに、同年4月浅草のオレンジ通りにサンリオ ギフトゲート浅草店が新規オープン。ハローキティを基調とした目を引く外装デザインの2階建て店舗で、和風デザインの浅草店限定グッズや老舗のメーカー各社とコラボした浅草店&HKJソラマチ店限定商品などを主に販売し、インバウンド人気もあって好調な出足であった。また、2019年の12月には秋葉原のオタク系コミック書店「コミックとらのあなの女性向け商品販売店舗ビルの1階を改装したとなのあな秋葉原店Bサンリオ公認ショップ出店され、オープン記念に配布されたミニクリアファイル(2種)以外に店舗限定商品はないものの主に新製品を取り扱うサンリオ商品販売店として秋葉原地区の観光客需要もカバー浅草店が好調だったからか次いで今年2020年の1月上野広小路サンリオ ギフオトゲート上野店をオープン。サンリオキャラクター大賞などでじわじわと人気が高かったポムポムプリンパンダきぐるみのハローキティ(人形)を基調とした外装デザインの店舗で、松坂屋テナント時代に継いで上野地区では2代目のサンリオ直営店となる。1フロア構成で小規模な上野店は、上野のシンボルであるパンダのきぐるみを主要キャラクターに着せたデザインの上野店限定グッズが販売され、オープン時には上野店オリジナルデザインのショッパーも配られた。しかし、今年の春先にはコロナ過でインバウンドが激減し、現在は日本人客を主要にしているからか、観光土産的な上野限定商品よりも、日常使い出来る生活雑貨グッズなど通常のサンリオ新製品をメインとした商品ラインナップになっていた。なお、上野店では現在、店舗の外装がクリスマス仕様となっているのでファンの方はお早めにどうぞ。

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サンリオギフトゲート上野店

【おまけ】

上野マルイ1階では、ファンシーグッズ卸売業KThingS社によるサンリオ商品を主とした期間限定ショップ「むにゅぐるみパティオ」が出店中。好評につき開催期間延長となり、12月21日(月)までは現在の1階で継続開催。12月23日(水)からは4階に移動して開催されるとのこと。なお、むにゅぐるみパティオ新宿マルイアネックス6階、なんばマルイ2階、有楽町マルイ8階でも開催(※いずれも開催期間は異なる)。

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むにゅぐるみパティオ in 上野マルイ

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クロミさまがお出迎え

 JR上野駅前にある玩具店ビル「ヤマシロヤ」の地下1階は、ぬいぐるみやファンシーキャラのグッズ販売フロアとなっており、その一角にサンリオキャラのコーナーもある。サンリオ製の商品のほかサードパーティ製のサンリオライセンス商品も取り扱っており、さらに「いちご新聞」最新号も販売しているので地元のサンリオファンに重宝している。

 

 

 

浅草くいだおれ日記②【三好弥】

コロナ対策による換気のため入口の戸や窓を少し開けているお店でご飯を食べているとだんだん寒く感じるようになってきましたが、そろそろ鍋物など暖かい物がおいしい季節でもありますね。

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浅草寺宝蔵門とスカイツリー

さて、今夜の晩御飯は千束通り商店街にある老舗のとんかつ屋さん「三好弥」味噌カツ丼を頂きました(前置きの流れからし鍋物じゃないのかよ)。

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千束通り商店街の三好弥

三好弥さんは、とんかつ定食しようが焼き定食、骨付きの唐揚げ定食もいいですが、私はこの味噌カツが割と好きで、油っこい食事が辛くなってきたジジイでもあるので定食よりもリーズナブルなのほうがサッと入って気軽に食べられるので重宝してます。ぶっちゃけ、味噌カツの肉は厚切りハムカツ程度の厚さでとんかつよりも薄いのですが、一度食べたらまた食べたくなるほど味噌ソースの味がよく、浅草界隈で味噌カツが食べたくなったら利用してます。みそ汁とお新香つきで990円。

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三好弥の味噌かつ

もともと洋食屋さんとして1935年の開業だそうで、現在の三代目でとんかつ専門店になったらしいです。浅草界隈のお祭りごと行事の短冊ポスターが貼られた和風な佇まいの店内は、どこか懐かしい感じがして落ち着きます。コロナ以前からも店頭にお持ち帰りコーナーがあり、お店の宅配バイクで出前もしてくれるみたいです。

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和の趣のある店内

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商店会などによる浅草行事の短冊ポスター

コロナ第3波の影響か、今夜は浅草界隈の人出がやや少なく、ホッピー通り(浅草公園本通り商店街)も金曜の夜とは思えないほど人が少ない様子でした。

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金曜19時のホッピー通り

一昨日ぐらいに奥山おまいりまち通りで「アレこんな店あったけ?」と気づいた「たこの鳴き声」というお店。昨日開いてる時間にお店の様子を見たら「大判たこせんべい」のお店のようで、ググったら先週の11月27日にオープンしたばかりでした。前は何だっけ?と思ったらタピオカドリンクのお店「BOBA365」で、そろそろブームが去った予感しますね。

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シャッター閉まってるけど11/27オープンの「たこの鳴き声 浅草店」

今夜のスカイツリーは袂がになってました。例によって毎日ライトアップのカラーがコロコロ変わって意味が判りませんね。おわり

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かっぱ橋方面から見た今夜のスカイツリー