うさぽん風お好み焼きを焼いたよ【調理編】
ブログでのお料理記事は初めてなのでどんなノリでやればいいのかわかりませんけど、前回のお好み焼きの日記事【材料編】に続いて、いよいよ【調理編】です。私プロの料理家ではないので、「こういう人もいるのか~」と参考程度にお気軽にどうぞ。
~前回のあらすじ~
いつも通り近所のスーパーで食材を買ううさぽん三世だったが、この国で「お好み焼きの日」と呼ばれる日には台風14号が急接近していた。生鮮コーナーでのうさぽんは「キャベツが安い!週末はお好み焼きの日だし、涼しくなってきたし、久々に家でお好み焼きを作るしか!」そう思い、夏場は暑かったので控えていた家でのお好み焼き作りを再開するのであった。迫りくる台風、それによる悲劇にはまだ気づかぬまま…。
【うさぽん風お好み焼き豚玉Ver.2019(2枚分)】
①まずは下ごしらえ、豚ロース厚切り肉を包丁で細かく角切りします。
②フライパンやホットプレート、鉄板などで豚肉をサッと炒めます。お好みでコショウを少々。肉が硬くならない程度に香ばしく焼き目が付くまで炒めます。焼きあがりましたら肉を小皿などに退避させ、焼いて出た脂分はそのままにしておきます。
③つぎにキャベツ玉1/4カットを包丁で荒いみじん切り(細かいザク切り)にカットして、ザルでサッと水洗いし水をよく切っておきます。キャベツの食感が残る程度に細かく切ると火が通りやすく食べやすいでしょう。もんじゃ焼き用キャベツの切り方の要領で。
④ここでお好み焼きの生地となるタネを作ります。計量カップの1カップ(200cc)目盛り分お好み焼き粉を入れて計量し、ボールもしくはどんぶり大の器に入れます。続いて計量カップの1カップ目盛り分の8割(160cc)水を入れ、2割(40cc)は白だしを入れてボールに移し、泡立て器で粉気がなくなる程度にお好み焼き粉を溶き、続けて生卵一個も入れてかき混ぜます。これで2枚分のお好み焼きの生地となるタネはできました。
⑤具材となる肉、キャベツ、うどん麺、天かす(揚げ玉)を生地に軽く混ぜこみます。うどん麺は軽く熱湯に湯通ししておくと麺がほぐれやすくなります。お湯で茹でなくても大丈夫です。お好みで鰹粉(魚粉)や粗挽きコショーを目分量で入れると美味しくなります。塩分の摂り過ぎが気にならない人は自己判断で塩もどうぞ。紅ショウガは水をよく切って入れましょう。どうでもいいですが、今回はスーパーで紅ショウガを買い忘れてましたね私。この日は台風接近による雨降りで近所のスーパーすら行くの面倒だったので妥協しましたが、やっぱり粉モンには紅ショウガはあったほうがいいと思うぞ(いい加減)。
⑥いよいよお好み焼きのタネをフライパンやホットプレートなどで焼きます。豚肉を焼いて出た脂分が充分に残ってるので油は引きません(洗い流してなければ)。火加減もしくは温度は中火程度に加熱しておき、今回は2枚分の分量なのでボールの約半分の分量のタネを鉄板が温まったら流し込みます。タネの真ん中にポケットを作り生卵をのせて屋台風お好み焼きと洒落込むのもいいじゃありませんか。中火で片面5分ちょい焼く。賢い主婦はこの間にまな板とか下ごしらえに使用した調理器具をシンクで洗うのです。
⑦片面を焼いたら、素人泣かせの裏面返しです。なんちゃらストーン加工製のフライパンであれば片手で容易に裏返しできると思いますが、ホットプレートや鉄板の場合はコテ(ヘラ)のサイズがキモになるので、100円ショップなどでお好み焼き用の大きなコテを買っておくと裏返しに失敗して嫌な目に合わなくてすみます。私はダイソーで買いました。家にある普通のフライ返しでお好み焼きを裏返すと大抵失敗します。また、大判のコテであっても2枚あれば尚安心。左右両側の脇から2枚のコテでお好み焼きをすくい上げ、手前に回すようにして返せばキレイに着地できるハズです。なお、目玉焼きのせの場合、黄身が潰れて不格好になるのはよくあることでご愛敬です。屋台でもそうだったでしょ。卵の殻をわざと入れればより一層リアルな屋台風になります(経験上、ホントに卵の殻入ってる率高かった)。さて、両面で約10分強焼けば焼き上がりです。このままでも食べられますが、まだ仕上げの工程があります。仕上げ方によっては焼き上がりが不格好でも大丈夫です。
⑧焼きあがったらコテで皿に移します。パン祭りで貰えるような白い平皿がベターです。お好みソースを塗りたくり、コテなどでまんべなく平たく伸ばし、その上にデコレーション向けの細口ノズルのマヨネーズ容器を手早く左右に軽く振り撒くように上下に進んで白いマヨネーズをかけます。写真のような位置でコテ先を軽くスッスッスーっと線を引くと、アラ模様みたいでお洒落じゃないの♡。お好みで鰹粉や青のりなど振り掛けるとより一層お好み焼きっぽくなるでしょう。これが、人呼んでうさぽん風お好み焼き(※ブログ用にさっき適当に命名)。私はサイダーなど炭酸ジュース派ですが、よく冷えた発泡酒をお供にどうぞ。お好み焼きを一番美味しく食べる方法です。
【おいしさの】うさぽん風お好み焼きの特長【ひみつ】
- 山芋粉入り生地による焼き上がりふんわり感
- 魚粉&白だし入り生地による焼き上がり香ばしさ
- 香ばしい角切り豚肉による多幸食感
- 目玉焼きのせによる微リッチ感
- うどん麺によるもちもち感&おコゲの香ばしさ
- 関西系ソース使用による関西風らしさ(関西ナメんな)
- 近所のスーパーでも食材安く買い揃うリーズナブルさ
大サイズのコテ(ヘラ)など調理器具を揃えておくとラクになるよ。
お好み焼きは慣れればホットプレートで簡単調理!(慣れれば簡単!)
【おまけ】
浅草焼きそばといえば青のりではなく黒い焼きのりの千切りを薬味にふり掛けるのが定番なのではないかと、風味の良い焼きのりを探していた際に見つけた粉末状の焼きのり「粉末のり」。いわゆる青のり的な使い方のできる焼きのりで、千葉の小池海苔店の商品。都内のスーパーで見かけて買ったんだけど、ちょっと珍しいと思った。今のところ、焼きそばとの相性◯、お好み焼きとの相性△、納豆との相性◎といった感じ。50g入ってお値打ち価格98円だったので、お好み焼きに使った際はパフォーマンスが発揮されず、あまり風味がよくないと思っていたけど、納豆にかけて食べると爆旨かった。普段から納豆に青のりを掛けていたが味が格段に違う。用途も限られるんだけど、売ってるのもあんまり見たことないので、まぁいいかレベルの存在。とはいえ、まだまだ研究の余地あり(醤油ラーメンとか親子丼とかにかけたら旨いんじゃね?なんて)。