浅草を斬る。その9.5【緊急事態宣言発令下のエンコ】
コロナ感染者の激増により、行政は本日1月8日より2度目の緊急事態宣言を一都三県に発令。これを受け、エンコ界隈もほとんどのお店が夜間は時間短縮営業となっていた。
門前町である浅草界隈は元々19時には閉まってしまうお店が多いものの、居酒屋や娯楽施設などは夜遅くまで開いているのが常。発令後の今夜は、お酒を出す店のほとんど全てが20時には閉店していた。大型商業施設であるROXやEKIMISEなどは5月の緊急事態宣言の時点から夜20時までという時短営業を継続しているものの、今回はカラオケ店やゲームセンターなどの娯楽施設も20時で閉店。しかし、パチンコ店は23時ごろまで営業していた。
いつもは夜遅くまで賑わっている大衆酒場街のホッピー通りの居酒屋も全て20時には閉店し、普段とは違った異様な雰囲気に。19時ラストオーダーのお店が大体で、お店は開いているものの19時過ぎにはほとんど客がいなかった。その様子を大きなカメラで撮影し、すぐさまノートPCを使ってベンチで記事を即アップしていた記者の方の姿も見られた。
初音小路飲食店街やひさご通り商店街も20時過ぎには全ての飲食店が閉店し、21時前でも人影もまばらでひっそりとしていた。
居酒屋や娯楽施設はともかく、いつもは深夜2時まで営業しているラーメン店の福しん浅草ROX前店までもが20時で閉店していたのが驚き。国際通り沿いにある牛めしの松屋は24時間営業を継続していたが、田原町の吉野家も20時で閉店するなど20時を過ぎるとエンコ界隈で食事をできる店がほとんどなくなってしまった。地元民の生活の要であるドン・キホーテや西友は辛うじて24時間営業を継続。また、ライフ浅草店は早々に閉店していたので何時に閉まったのか調べたら、どうやら従業員1名がコロナに感染したことで当面の間は臨時休業となるようだ。あと、三平ストアやスーパーオオゼキは通常通り21時まで営業。普段から夜が早い浅草界隈だけど、この1ヶ月は更に夜が早くなりそうだ。おわり
【おまけ】
雷門通りにあった「らあめん花月嵐」跡地にできる「横浜家系ラーメン 浅草商店」のオープン告知が店先に掲出。1月15日11時開店だそうな。
あと、時代劇方面の情報。緊急事態宣言の発令により台東区立中央図書館併設の「池波正太郎記念文庫」が1月8日より当面の間、臨時休館。更に、2月に開催予定だった春日太一氏の講演イベント「池波原作時代劇の魅力」も中止となってしまった(参加応募してた)。なお、池波正太郎記念文庫の展示スペースでは現在「池波正太郎自筆絵画展」を実施中であった。
浅草を斬る。その⑨【エンコの元日】
明けましておめでとうございます。
元日なので浅草寺へ初詣に行って参りました。
「アンタ、昨日幸先詣したやん!」とおっしゃるのも御尤もですが、実は拙者、去年の元日は駒形のバンダイ本社となりにある駒形諏訪神社で初詣をしたので昨日の浅草寺参りは2020年分の初詣。本日の浅草寺参りは2021年の初詣でござる(ちなみに2019年の初詣は浅草神社)。だって、去年までの初詣時期の浅草寺は鬼のように混んでたんだもん。
例年の三箇日の浅草寺はめちゃめちゃ混んでいて、雷門から行列を着いて満員電車のような混み具合の仲見世通りを人にぶつかったり人波に押されながらゆっくり歩かされ、本堂へ辿り着くころにはグッタリする感があるので、これまで拙者はわりと敬遠していたでござるが、今年はコロナ禍の影響で人が少ない。というよりも、参拝客は大勢いるけどインバウンドがほとんどいないからか、人波に余裕がありスムーズに歩けたのではないか思ったでござる。今年の浅草寺初詣は人の流れと混み具合が明らかに例年と違うでござるよ。また、昨日の日中は無かった「コロナ感染予防のため間隔の確保とマスク着用のお願い」看板が雷門大提灯の真下などに設置されていた。
大晦日の深夜の混み具合を見て元日も混まなさそうと思ったので余裕を持って15時過ぎに雷門を通過し、さすがに元日なので昨日よりも人出は多かったけど、やっぱり例年のような満員電車みたいに混んでる感まではなく、今日も仲見世通りをスムーズに歩けて快適に本堂まで辿り着けたでござる。
宝蔵門の前にはサーモカメラによる検温地点が設けられ警備員の方々が参拝客の体温を監視。仮設テントが用意されていたので、高熱の方など隔離されるのでござろう。おそらくウォークスルーで多人数同時に検温できるAI顔認証型の検温カメラだろうから人波が詰まることなくスムーズに進むことができたでござる。
そしてご本堂へ。お正月らしい様子ではあるものの、元日の浅草寺とは思えないほど今年は空いていた。分配参拝のおかげか?インバウンド激減のおかげか? 地元民として身勝手なことを言わせてもらうと「いつもこれぐらいの混み具合なら丁度いいのに!」と思ってしまったほどで、パンデミックが収束したらまた満員電車のような混み具合の初詣に戻ってしまうかと思うと今年は貴重な初詣かもしれず、一昨年までのインバウンドによる浅草界隈の収益は莫大な利益だと思うけど、やはり日本人にとって昔のように日本人ばかりな浅草のお正月の方が落ち着くのも本音でござる。
というわけで、例年は混んでる浅草寺の初詣も今年は驚くほどスムーズにお参りできたので、この三箇日もゆっくり参拝できると思うでござるよ。なにしろ、三箇日の浅草界隈は門前町の本領を発揮するかのように元日から開いてるお店も多く、お正月からお祭り気分で楽しいでござるよ。あ、でも今年は的屋の屋台は出ていなかったでござるなぁ。おわり
【おまけ】
この時期、雷門付近に「イエス・キリストがどうたらこうたら」書かれたプラカードを持ったキリスト教信者たちがあちこち立っていて、中には大音量で説法を流している信者もいてアレはいったい何がしたいのか?宗教戦争をして浅草寺を乗っ取りたいのか?なんにせよ、お門違いで頭悪いとしか思えないでござるね。浅草寺近辺にはクリスマスもイースターもないから安心しろと。
異例な人出の少なさ浅草寺初詣の深夜行列
再び年越しそばチャレンジをしに夜の浅草六区へ。大晦日の某お蕎麦屋さんは22時までの特別営業時間で20時過ぎにお店の様子を見にいってもなかなか行列はなくならなかったけど、21時過ぎには行列がなくなったので今年は浅草で年越しそばを食すことができ、ついでに今年の大晦日の夜の雷門の様子も少し見てきたでござる。
毎年、大晦日の22時には雷門通り沿いの車道を交通規制で封鎖し、深夜未明には浅草寺本堂から雷門を超えて旧日光街道沿いの車道数百メートル辺りまで長い行列ができるのが例年の浅草寺初詣お馴染みの光景だけど、今年は22時頃でも人影ははまばらで、初詣客を狙った深夜営業の飲食店も今年は自粛でほとんどなく、そんなひっそりとして異例な大晦日の夜の浅草界隈を出歩いているのは主に20代ぐらいの若い世代の方々ばかりで、いわゆるコロナ感染予防の自覚が弱い世代。拙者も毎年、大晦日から日付が変わるころには冷やかしで初詣行列の様子を見に行っていたでござるが、今年は分散参拝が推奨されているのに頭の悪い人たちをわざわざ見に行くのもアホらしいし、そもそも今年は浅草寺のYouTube公式チャンネルで境内の様子をライブ配信しているので家でも初詣行列の様子がわかるので、拙者は今晩早く寝て明日見に行くでござる(そもそも既に幸先詣してる)。
今年も22時過ぎから雷門通り沿いの車道を封鎖し、仲見世通りや周辺の路地裏などのあちこちに警官や警備員が配備され、着々と初詣客を制御する準備をしていたでござる。ぶっちゃけ、浅草寺の深夜初詣行列も近年は渋谷スクランブル交差点のハロウイン騒動に近くなってきていたので、純粋な参拝目当てというよりも都内の有名スポットに集まってバカ騒ぎしたいだけの若者が多いように思うでござる。あと実況中継YouTuberとか。今年は例年よりも行列の規模が小さいかもしれないけどライブカメラのリアルタイム映像を見る限り23時過ぎから仲見世通りに行列ができているでござるね。
【追記】ライブカメラのリアルタイム情報から23時~0時には一時的に行列ができたものの0時10分過ぎには行列が消滅。深夜の初詣客は続々と集まってはいるものの、浅草寺とは思えないほど異例な深夜初詣の人出の少なさ!
あとは明日のニュース報道にお任せして、今年は家で年を越すでござるよ。おわり
浅草を斬る。その8.5【エンコの大晦日】
やぁ、今年はアッという間の為五郎一年だったでござるねぇ。拙者は元々別の区に住んでいたけど、エンコ(浅草公園六区の隠語)が好きで数年前から台東区民になったものの、引っ越してきた当時はエンコから映画館が消え、個人的にも仕事が忙しくて日中エンコで遊ぶこともできず、さらに年々インバウンドが増加して浅草界隈は観光客が多すぎて、地元民ながらあまり浅草を堪能することができずに居たのでござるが、今年はコロナ禍の影響で幸か不幸か時間に余裕ができたのと、浅草界隈からインバウンドが消えたので、この機会にコレ幸いと浅草界隈を堪能することができている(現在進行形)のでござるよ。
浅草に限ったことではないけど、今年はコロナ禍の影響で閉店するお店が多かった。エンコ界隈でも5月に緊急事態宣言が出た時点でゴールデンウィーク期間を乗り切れず、ひっそりと閉店した飲食店が多かった。緊急事態宣言が解除されたあとから今もずっと「準備中」のままになっているお店も少なくはない。グーグルマップで探し当てた浅草の飲食店が、掲載情報では営業中になっているものの実際には閉店していたお店もチラホラあったので幾らか閉店情報を提供しておいたでござる。
インバウンドが激減したとはいえ、浅草駅のEKIMISEや雷門~仲見世~浅草寺のある東側はまだ国内観光客でなんとか潤っている感はあるものの、新仲見世通り商店街や六区界隈など東側で地元民向けのお店のほうがヤバめな感じはするでござる。コロナ禍と関係なくROX本館及びROX3Gの1階テナント店舗が早々に潰れたり、今年11月に閉館したまるごとにっぽんなんかもそうだけど、観光客どころか地元民の需要さえ空ぶっていた上にパンデミック騒動でこの先の安定も見えていない。コロナ禍で裏通りの飲食店街の小さなお店がどんどん消えて行き、六区にある刀剣や鎧などの古美術品店もインバウンド激減により現在は古着屋になっていたりして、一時的に業態を変えてでも急場を凌ぐしかないのかもしれない。
コロナ禍による暗い話ばかりでもなく、閉店したらしたで跡地に新しいお店も早々に開店。新仲見世通りとオレンジ通りとの交差点角に広島の老舗豆菓子店「豆徳 浅草店」とタピオカドリンク店の「萬波 浅草店」、新仲見世通りに生活雑貨店「エム&ルポ」がいずれも今月下旬にオープンしていたでござる。
あと、ホッピー通りと伝法院通りの交差点でしばらく改装工事中だった物件に「酒場 山加商店」と外装看板が付いていた。それと、伝法院通りに若者向けの和小物グッズ店「MEGA STORE 浅草店」が10月にオープンしていたでござる(今日知った)。コロナ禍だろうが都内有数の観光地なのでオープンする新店は続々とオープンする。本来ならば、東京オリンピックが終わってあちこちの観光地もインバウンドで賑わっていたことでござろう。むしろ大変でしょうが頑張ってください。
雷門通りにあった「らあめん花月嵐 浅草雷門店」跡地には「横浜家系ラーメン 浅草商店」の看板が設置。おそらく「横浜家系ラーメン 上野商店」のように「XX商店」部分に「四谷商店」とか「町田商店」とか系列店の地名を入れるパターンのラーメン屋で1月オープンらしいけど日にちは不明。ところでラーメン屋のあとにラーメン屋って大丈夫でござるか? あと、1月初旬に「塩生姜らー麺専門店MANNISH 浅草店」がオープン予定とネット情報。
なにしろ今年の浅草界隈は例の鬼滅の刃人気に救われた感も少なからずある。仲見世通りや新仲見世通り、ひさご通りなどの商店街では緑と黒の市松模様の半纏やマスク、浅草コラボ鬼滅グッズなどがよく売れていたり、西参道商店街ののぼり群が作中の世界観にマッチしているらしく和装コスプレした若い観光客の撮影スポットになるなど、経済効果があったみたいでござる。今年の浅草はインバウンドよりも和装姿の若い日本人が多かった感が強かったでござるよ。それでは、よいお年を。
【おまけ】
エンコ界隈の貸店舗賃料もまぁまぁ高いでござるな。
浅草を斬る。その⑧【浅草寺で幸先詣】
いつもの六区のお蕎麦屋さんでお昼に年越しそばチャレンジ!と思ったけど、大晦日は浅草界隈の老舗お蕎麦屋さん大体どこも行列で、今年もやっぱり混んでいたので諦めてステーキランチ(めちゃ空いてた)。ご飯食べてさっさと帰ろうと思っていたけど、あまりにもいいお天気だったのでカジュアルに浅草寺で幸先詣してきたでござる。
今年はコロナ禍の影響で密を避けるため分散参拝や幸先詣<さいさきもうで>が推奨されており、大晦日の今日辺りは浅草寺や浅草神社の界隈も混んでいるのかと思いきや、空いててガラガラではないものの程よい混み具合で雷門から仲見世通りを通って浅草寺のご本堂まで人垣に詰まることなくスムーズに歩けたでござるよ。
快晴の青空の下で散歩がてらのんびりと幸先詣することができ、いい大晦日でした。的屋の屋台なども出ておらず、初詣としては明日が本番なんでしょうから、夜未明にまた見に行ってみるでござる。一旦おわり
浅草を斬る。その7.5【まるごとにっぽん跡1階~2階テナント】
浅草六区の「まるごとにっぽん」跡地の報について今のところ現地では情報が出ていないものの、ネット上では12月初旬から順次情報が出ていましたので、現時点で確定している情報をまとめておきます。とりあえず1階は部分的に食品館「まるごとにっぽん 蔵」が2021年春にリニューアルして継続するみたいです。これで、楽天地浅草ビルのあちこちに掲げた「まるごとにっぽん」の看板を外さなくてすみますね。
2021年春、「まるごとにっぽん 蔵(仮称)」OPEN予定! | まるごとにっぽん
あと、1階と2階に「ユニクロ」の大型店舗が入ることが決定したらしいです。こちらも2021年春オープンの予定。個人的にユニクロは利用したことない、というより利用する気がしないのでガッカリ。そもそも浅草界隈ではすでにEKIMISEにもROX本館にもテナントとしてユニクロが入っているので、なんでさらに追加するのかよくわかりませんね。スクラップ&ビルドで既存2店舗が廃統合されるかもしれませんが、このままだと浅草がユニクロ帝国になってしまいます。今のところ、3~4階のテナントはまだ決まっていないみたいですが、床面積的にシネコン(映画館)が入る可能性は低いでしょうね。4階は引き続き飲食店フロアになるんじゃないですかね。例によって、かつては日本一の劇場街だったという浅草六区ブロードウェイ商店街の名に反して、どんどん只の街になってゆきますね。
2021年春、日本屈指の人気観光スポット 浅草にユニクロの大型店「ユニクロ 浅草店」をオープン - UNIQLO ユニクロ
あと、浅草ビューホテル アネックス 六区はまだ開業しないんですかね。浅草観音温泉跡地にもまた別のホテル(御宿野乃 浅草別邸)が建設中ですし、オリンピック需要を見込んだ浅草界隈のホテル開業ラッシュはまだ終わってません。今年はコロナ禍の影響でインバウンド需要が大幅に減少し、逆に鬼滅の刃効果で和装した若者の浅草来訪が増えたものの、それでも従来以下。本来ならば今年はオリンピック需要で例年以上の賑わいが期待されていたはず。どっちにしろ地元民にとってはホテルなんて需要が無いので、さっさとオリンピックが終わってホテル需要が減り、改装して地元民向けの施設を作って欲しいのが本音ではないでしょうか。おわり
今年の嫌なことも忘れ去るような軽~いバカ映画「ビルとテッドの時空旅行」
【劇場映画『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』雑感】
引き続き新作洋画に飢えてるので『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(原題:Bill & Ted Face the Music)を観てきたでござる。29年ぶりとなる「ビルとテッド」シリーズの三作目だけど拙者は前二作を観ていない。せめて事前に観ておきたかったけど、前二作のブルーレイが売ってなかったので諦めてこの三作目から観たら冒頭に過去作のおさらいが若干あったものの、登場人物の関係やタイムマシンの経緯などがよくわからなかった。よくわからなかったけど、最終的にバカバカしくてとても面白かったでござる。
前作から引き継いでるお約束であろう、ビルとテッドのふたりが時折見せるエアギターのようなキメポーズをするのがとても愉快。未来から使者が来て「時空の歪みによって、あと77分25秒で世界は消滅し、人類は滅亡する」と告げられ、ふたりは世界を救う音楽を作り、バンドを組んで演奏しなければいけなくなる。とある手段を思いつきタイムマシンで時空を駆け巡りつつ、バンドのメンバーも集めなくてはいけないのだが、各メンバーの音楽ジャンルが統一性なくて愉快。まずジミヘンとサッチモを仲間に引き入れるのがブラックミュージック好きにとってグッときた。そのあとも歴史上の有名な音楽家や変な人材など数人メンバーに引き入れ、ラッパーのキッド・カディも出てきてよくわからないバンドになって、迫るタイムリミットの中どんどんバカバカしくなるトンデモSF展開が素直に面白かったでござるよ。気軽に楽しめるポップコーンムービーよりも更に軽~く楽しめる、言うなれば駄菓子ムービー的な軽さ。音楽で世界を救うという点で、今年観た似たようなチビッコ向けアニメ映画『トロールズ ミュージック☆パワー』よりも軽かったでござる。
前作からの細かい設定は知らずとも、未来の二人の姿や未来から来た刺客などバカバカしさだけで充分笑えて楽しめる。前作で何かしらひと悶着あったっぽいキャラも出てきて、前二作を観ていたらもっと笑えたであろう箇所が幾らかあったので前二作がとても観たくなった。キアヌ作品で云えば『ジョン・ウィック』シリーズなんかは三作目が劇場公開される直前に前二作のブルーレイ盤が廉価で発売されたので駆け付けの三作目でも間に合った。「ビルとテッド」シリーズのブルーレイ盤に至っては第一作目が以前から廉価になっているものの新作需要かどこも在庫切れで、第二作目は高額で入手困難。今年話題の某アニメ映画みたいに巣ごもり需要で事前に廉価版BDを出しておけば今作の観客動員数も少しは伸びたのではないかと余計な心配。そもそも「ビルとテッド」シリーズを動画配信しているサービスもないみたいでござるよ。あと、世代交代で続編ありそうな予感。マンガみたいなバカバカしいB級SFコメディで、作品のノリが気に入れば前作も続編もどんどん観たくなるでござるね。おわり